2005年05月28日

本人認証の限界

ネットにおける匿名性を批判している人々が居る。匿名での誹謗中傷は目に余るから、実名を明かすか、そこへのトレーサビリティを確保すべきであるというのである。

しかし…そもそも現在のネット設計の性質上、どこまで本人を特定できるのであろうか。

たとえば、昔の小倉弁護士のブログを考えてみよう。あれは本当に弁護士、小倉秀夫氏の手によるものだと言えるだろうか。関係者でない場合、確認できるのは次のようなことであろう。

名前が公開されている
プロフィールが公開されている
写真が公開されている
企業(Hotwired)と提携している

こんなところだろうか。つまり、これらの要件を満たせば実名サイトとして十分だということになろうか。

ここであるサイトをご覧頂きたい。
名前が公開されている:O
プロフィールが公開されている:O
写真が公開されている:O
企業(スキップアップ)と提携しているO

以上のことから、ちゆは実在すると結論できる。

本ブログでも個人情報を公開した方がおられた。
私の名前は大剛寺凱。東京都千代田区皇居外苑1丁目のB-17Fがわれらの本拠地だ。
【参考】http://sasuket.blog7.fc2.com/blog-entry-6.html
よしこれで私の発言の信憑性は保証されたと考えていいのかね?


これらの自己紹介の問題点は自称実名ブロガーにも跳ね返る。つまり
公開された個人情報が、本物とは限らない
個人情報が本物だとしても、それがコメンテーター本人の情報とは限らない
という問題が小倉氏にすら残っているのである。
posted by князь Мышкин at 00:21| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | トラックバック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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