2005年07月03日

論点がずれる

以前にも紹介した有害図書に反対するブログでの、このエントリでのやりとりがさっぱり判らない。

まず、有害指定には三種類の指定手続きがあり
包括指定:指定内容に合致するものは全て対象となる
個別指定:実際に購入し、審議したのち個別に指定する
緊急指定:実際に購入し、急を要するとみなされた場合に審議会にかける前に指定する
である。雑誌の場合審議している間には捌けてしまう(基準の性質上、ある雑誌をシリーズで指定等はできない)ので多くは包括指定の問題となる。

外には誰が見ても一目瞭然、「男性誌(有害図書)」が5冊以上陳列されておりました。

ブログ主が参考として出したサイトによると少なくとも東京都には包括指定が無いので、又山梨や群馬でも包括指定は基本的に内容のうち、卑猥な画像の全体に占める割合が問題となるので、表紙だけで一目瞭然とはいかないはずである。

基準内容を見てみよう
「全裸、半裸若しくはこれらに近い状態での卑わいな姿態又は性交若しくはこれに類する性行為(以下「卑わいな姿態等」という。)を被写体とした写真又は描写した絵で規則で定めるもの」

この条文をどう読めばいいだろうか。全裸、半裸だけでは不足であり、尚且つ「卑わいな姿態等」をしている写真や図画が、全体の5分の1以上、又は20ページ以上を占める雑誌が包括指定の対象になると考えられる。やはり内容を確認しないと判別は困難である。まあ、それなりに基準を満たしてはいるとも思われるので、紋切り型に有害と断定したくなるのも判らないではないが。

その後、議論が噛み合っていないのは一目瞭然だと思うのだが、気になるのは次の記述である。
指定して公開した頃は、次号が出ているのが現状です。それが行政の限界でしょう。
 指定して公開しても罰則が無いので、出版社は何度も同じ事を繰り返すようです。
 せめて何度も指摘した出版社は、期限付きで「営業停止」できるくらいの強制力があればとも思います。

はて。「有害指定されるような図書は、出版してはならない」という文面は見つからなかったのだが…むしろ処罰するのは「包括指定を守らない販売店」なのではなかろうか?私が出版規制条目を見落としているのか、いい加減な議論をしているのか、ミスリードしようとしているのか。
posted by князь Мышкин at 01:24| ドバイ | Comment(1) | TrackBack(0) | トラックバック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
売る側の義務で梱包していても、
読む側には別に規制は無いので
読んだあと子供たちの目に付くような場所に
捨てたら、何のために梱包して18禁で売っているのか分からないですね。
読むほうのモラルとして、せめて子供たちの
目に届かない場所に処分して欲しいです。
間違っても公園に放置・・・なんてこと
しないでくださいね。
Posted by 華真珠 at 2007年07月17日 15:34
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