2005年07月10日

軍事費を増大させる意義

さて、前回は戦争を裏で操るとかいう陰謀論はガンダムだけで十分と結論したが、しかしその前提にはまだ考えねばならない点を残していた。

前回の前提、それは「生産と消費が一致している」というものである。しかしこれは常に一致するという保障が無い。

消費(需要)に生産(供給)が追いつかない場合はどうなるか?これは意外と単純かもしれない。値上がりである。消費したいのに消費できないフラストレーションは、高価になっても購入する意欲として十分であろう。もちろん、必需品の場合だけは例外になろう。必需品の生産が消費に追いつかない場合、例えば飢饉のような状況ではなんとしてもそのひずみを埋めねばならない。

逆はどうだろう。生産(供給)に消費(需要)が追いつかない場合である。これも基本は値下がりということになろうが、全体的な消費の冷え込みという状況になったらどうだろう。生産したものの値段が下がればその分賃金は下がり更に消費は冷え込み、そうなると更に値下げし…破綻しないためには生産も縮小しなければならないが、おそらくそれにも限界があろう。最小生産量を消費量が下回り、値下げも限界に達する、そういう状況ではどうしたらいいだろう。

一つの解決策がある。要は消費してしまえばいいのである。こういった、生産したいが、それを消費する当てがない時に軍事で消費するというのは、完全には否定できないかもしれない。(実際どうなのだろう。過去の戦争をした、とりわけ仕掛けた国家の、戦争直前の経済状況は。気になるが調べない。これがМышкинクォリティである

ただ、これは軍産複合企業の陰謀とは論理が少し違う。他の消費のあてがなくなったから止む無く軍事ででも消費しないよりはマシか、という論理なのだから、別の消費のあてが出来れば速やかに縮退するし、生産を縮小する妙案が見つかっても、軍事なぞへの浪費は消えるだろう。

次回は、これとはまた別の軍事での消費について考えたい。
posted by князь Мышкин at 00:50| ドバイ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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