2005年08月12日

日本は戦後賠償がいい加減だというのは、ガセ

いくつかのページに日本とドイツの戦後賠償などについての記述が見られる。

今回特に意識したページはこちらである。私なりの着眼点をかいつまんでみると

日本は講和条約を結び、二国間での賠償や財産放棄について条約を結んだ
ドイツは東西分割の都合、講和条約は滞り、賠償や財産請求は個人と国家との問題としている

日本が支払った賠償は、主に戦争に対するもの
ドイツが支払った賠償は、主にユダヤ人虐殺に対するもの

日本はよく言われるのと異なり、賠償はしっかりしたが、外交が下手だった
ドイツは賠償はやや曖昧だが、外交がしっかりしていた

こんなところだろうか。

そのあたりの事情に疎いので、事実関係については同意するとして、結論としての日本の外交には個人的に異を唱えたい。

私は、日本が戦後のどん底、世界ランキングで限りなく最下位から、G7という世界ランキングトップ10にまで上り詰めたことだけでも僥倖なのではないかと思うのである。その結果だけでも引き出せているのだから、外交がどれだけ弱腰であろうと、アメリカの走狗であろうと、そんなことは想定の範囲内ではないかと思う。

いや、それどころか陰謀論に流れるなら何かを得るために支払った同等の代価だとすら言えるだろう。

仮に日本がもっと強気に、一独立国としてアメリカからも自立した堂々たる振る舞いをして、信念や正義などといったものに則った政策を打ち出していたとする。それでうまくいっただろうか。その正義や信念なるものを打ち立てるためにどれくらいの代価を支払う必要があるのだろうか。果たしてその政策は、繁栄を生み出すものだろうか。私は、自分たちの仲間として振舞わないなら、冷戦の中で軽く叩き潰されてしまったのではないかと危惧するのである。アメリカあたりに。

正直、日本とドイツは立場が似ているようで違うのではなかろうか。どちらも二次大戦後の冷戦構造のなかで、共産圏との境界に近い。ある意味最終防衛ラインである。しかしながら、ドイツは白人国家であり、日本は黄色ん坊の国である。なんというか、ドイツは自分たちのために体を張っている同胞でも、日本はただの防壁くらいにしか思われていないような、そんな違いを勘ぐってしまう。


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  / /
  /  / パカ
 /∩∧_∧ 核も日本だけ落とされたしね。
`/ |( ・∀・)_
// |   ヽ/
 " ̄ ̄ ̄"∪
posted by князь Мышкин at 01:21| ドバイ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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