2005年09月19日

ised倫理研追跡3

今回は倫理研加野瀬氏の講演(3)を見てゆく。

この節ではネット初のムーブメントについて語っているのだが…基本的に私が補足するような部分は無い。

強いて補足するなら、そこにはない「善意のサイバーカスケード」が途絶した例としてギネアアブラヤシの一件が挙げられるだろう。中国大使館に花を投げ込むオフが、いつのまにか別の組織が関与している疑いがもたれ、最終的にご破談になった。一度流れ出したら止めにくい流れが止まった案件もあるということである。

被災地への援助云々の話についても、かなり前から似たようなチェーンメール、BBSへのチェーンコメントは有ったような気がする。私の記憶にあるのは「輸血用の血液が不足していて〜」というものであった。速やかに状況を確認しようとする人と、善いことなんだから伝えればいいと無邪気かつ無配慮に言い張る人との間に軋轢があったように記憶している。

「援助などの場合は、現地に必ず確認を取るようなプロセスを入れるべきだ」という、返事をしておきました

という、これが理解できていないと、鼠講まがいのチェーンメールが拡大してしまう。不幸の手紙の要領で、単にネットのリソースを浪費するだけならまだしも、現地へ物資や問い合わせが殺到する恐れのある場合はより一層の注意が必要となろう。よかれと思ってのことが、結果として足を引っ張る羽目になる。

posted by князь Мышкин at 00:01| バンクーバー ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 匿名ネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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